ふくしま屋台村「めひかりのフィッシュアンドチップス」が最優秀

 
最優秀賞に輝いた「めひかりのフィッシュアンドチップス」

 本県沖で漁獲された「常磐もの」の魚介類を使った「常磐ものご当地メニュー開発コンテスト」が22日、福島市公設地方卸売市場で初めて開かれ、ふくしま屋台村(福島市)の「めひかりのフィッシュアンドチップス」が最優秀賞に輝いた。

 東京電力福島第1原発で発生する処理水の海洋放出を受け、常磐ものの風評を払拭しようと、恒例のわくわく市場まつりに合わせて運営委員会が企画。会場でメニューが販売され、購入者の投票で賞が決まった。

 ふくしま屋台村の福地雅人社長によると、若い人にも気軽に食べてもらえるようメヒカリをフィッシュアンドチップスに仕上げた。タルタルソースにはユズを入れ、香りにも気を配った。今後は屋台村やキッチンカーで販売する予定という。

 このほか、キッチンパパ(郡山市)の「イカのリゾット&ホッキとイナダのマリネ」、エヌティエス炭火焼肉上杉(福島市)の「福島の味!!もち天入り常磐アジのつみれ汁」も出品され、優秀賞に選ばれた。

 表彰式では福島丸公の石本朗会長が福地さんら出場者に表彰盾を手渡した。