湊産「会津四季もち」 ご賞味あれ、11月1日、申し込み受付開始

 
会津四季もちをPRする小檜山社長(右)ら

 会津若松市湊町に伝わる「会津四季もち」の申し込み受け付けが11月1日から行われる。商品開発から30年以上がたって今では冬の風物詩となっており、生産者たちは高冷地で育ったもち米など地元の味をPRする。

 四季もちは、春収穫のヨモギ、夏収穫のシソ、秋収穫のソバ、大豆、冬の雪をイメージした白もちの5種類で構成。全て湊産にこだわり、地元の上馬渡夢農場が生産している。湊町は猪苗代湖の西岸に位置しする標高530メートルの高冷地のため、今年の猛暑の影響もなく、もち米「ヒメノモチ」の生育が良かったという。

 申込期間は11月1日~来年1月31日で、発送は12月8日に始まる。5種類セットと白もちのみの2商品があり、いずれも1箱1・5キロで3700円(送料込み)。県内の郵便局のカタログ販売で扱っており、カタログは県内郵便局に設置される。上馬渡夢農場の小檜山正夫社長、原郵便局の穴沢直彰局長は26日、福島民友新聞社の取材に「品質の良いもち米でおいしいものができた。期待してください」と話した。

 問い合わせは湊町の原郵便局(電話0242・93・2150)へ。