エゴマ香る洋風スイーツ 浪江の新土産、復興祭で販売開始

 
洋風スイーツ「えごまる」

 浪江町でエゴマの栽培に取り組んでいる「オオタカ農業」の大高充さんは、エゴマの食感と香りを引き出した洋風スイーツ「えごまる」を開発した。浪江の新たなお土産品として18、19の両日に開かれる「復興なみえ町十日市祭」の会場で販売を開始する。

 新商品は、いわきチョコレート(いわき市)の協力を得て開発した。エゴマをたっぷり使った薄焼きクッキーとチーズクッキーで、チョコレートとクリーミーなキャラメルを挟んだお菓子で、1枚でさまざまな味を楽しめるよう仕上げた。

 大高さんは白河市出身で、浪江町で新規就農しエゴマの栽培に取り組んできた。えごまるは、エゴマの商品化ブランド「なみえの風」の第1弾として開発した。大高さんは「エゴマは油やドレッシングなどで知られているが、若い人にもエゴマに親しんでもらおうと開発しました」と語る。

 十日市祭では、オオタカ農業のブースで1枚260円、5個1300円の特別価格で販売する。