原料は「天のつぶ」...アサヒスーパードライ、福島県内限定で発売

 
「天のつぶ」を使った「アサヒスーパードライ福島工場限定醸造」

 アサヒビールは5日、福島県ブランド米「天のつぶ」を使った「アサヒスーパードライ福島工場限定醸造」を県内で数量限定発売する。

 商品は2018年から毎年販売しており、7回目。350と500ミリリットル入りの缶や中瓶などを県内のスーパーや飲食店などで販売する。3万1200ケース、74万800本を売り出す予定。缶のラベルには、天のつぶのロゴや県産品の魅力をPRする「ふくしまプライド」の文字をデザインした。売り上げ1本につき1円を地域振興などに役立ててもらおうと県に寄付する。

 田口周介執行役員東北統括本部長と、東田洋一理事南東北支社長が4日、県庁に内堀雅雄知事を訪ね、発売に向けた思いを語った。田口本部長は「愛着を感じて飲んでほしい」、東田支社長は「福島工場は基幹工場。県民と一体となり盛り上げたい」と話した。