福島市のＮＰＯ法人ＳＯＲＡアニマルシェルターなどは２月２２日、いわき市の古滝屋で県動物愛護管理推進計画の改定案に関する勉強会を開いた。参加者が動物愛護に関する現状や課題を学び、対策などについて意見を出し合った。

　動物保護団体などから約１５人が参加。同シェルターのスタッフ佐藤夢乃さんが改定案のポイントを示しながら、飼い主の死亡などで動物が居場所を失ったり、無責任な餌やりによって地域の猫が増え、苦情が出ていたりするなどの事例を説明。不幸な思いをする動物を生まない社会づくりの必要性を挙げ、改定案へのパブリックコメント（意見公募）の重要性を訴えた。