吉田知の先制で勢い いわきFC優勝確定、東北社会人1部

 
【いわき―岩手】前半40分、ヘディングで先制点を決めるいわきFCのFW吉田知(左)=いわきFCフィールド

 いわき市のいわきFCフィールドなどで6日、第18節4試合が行われたサッカーの東北社会人リーグ1部では、いわきFCがFCガンジュ岩手に4―0で勝利し、最終節を終えた。

 いわきは12日に鹿児島県志布志市しおかぜ公園などで開幕する全国社会人選手権(全社)に出場し、JFL昇格を懸ける全国地域チャンピオンズリーグ(CL)に備える。いわきは12日の1回戦でブリオベッカ浦安(千葉、関東リーグ1部)と対戦する。午後1時30分試合開始予定。

 いわきがゴール前を固める相手の守備を崩し、岩手に完封勝ちした。

 いわきは前半40分、FW吉田知のヘディングシュートで先制すると、同43分にも吉田知がGKをかわして追加点を決めた。後半には途中出場のFW赤星とMFバイロンのゴールで突き放した。

 いわきは守備を固める相手を崩すFW陣の動きが光った。次々と岩手の守備網を突破、大量4得点を奪いリーグ戦を締めくくった。「総合力は昨季を上回っている」。田村雄三監督は自信をのぞかせた。

 昨季までは守備を固める相手に得点を奪えない場面が目立ったが、今季は足元の技術に優れた選手が加入したことで攻撃パターンが増えた。両サイドを広く使った攻撃や相手の裏を狙うカウンター攻撃などで守備を崩す場面が増え、得点力が上がった。

 この日も多くの人数でシュートコースを防ぐ岩手を前に無得点の時間が続いたが、鋭い動き出しで守備網を突破したFW吉田知樹の前半終了間際の2得点で勢い付き、大量得点につなげた。攻撃面の成長が現れた最終戦だった。
 勝利の立役者となった吉田知は「後半はゴールに向かう姿勢が少なかった。FW陣の連係を高め、シュートを打つ場面を増やしたい」とさらなる得点力の向上を課題に挙げた。

 今季の目標はJFL昇格。次に控えるのは前回3位となった全国社会人選手権。JFL昇格を争うチームとも戦うことになる。目標達成に向けて気の抜けない戦いが続く。

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