いわきFCガールズ4位 ガールズフットボールフェス

 
【いわき―盛岡】ドリブルでゴール前に入るいわきのFW高木(右)

 中学生の女子サッカー交流大会「第2回いわきガールズフットボールフェスティバル」最終日は22日、いわき市のいわきFCフィールドなどで順位別決勝トーナメント12試合が行われ、県勢はいわきFCガールズ(いわき市)が1位トーナメントで4位に入った。

 サッカーのいわきFCを運営するいわきスポーツクラブ、NPO法人いわきサッカー協会の主催。いわきは準決勝でベガルタ仙台レディースに1―2、3位決定戦で盛岡ゼブラレディーズに2―4で敗れた。1位トーナメント優勝はAVS群馬ヴァリエンテスだった。ほかの県勢は、花かつみLFC Flappers(郡山市)が3位トーナメントで4位だった。

 高木、意地のゴール

 いわきのFW高木流華(植田東2年)は、盛岡との3位決定戦で後半に1得点。「勝てる試合だった」と悔しさをにじませた。

 13~16日に茨城県鹿嶋市で行われたJFAの合宿「ナショナルトレセン女子U―14(14歳以下)」に参加。貪欲にサッカーへ打ち込む全国の有力選手に刺激を受けた。

 この試合はリードを許す展開で「自分が決めるしかない」と後半に自慢の走力でDFを振り切り、意地の1点を挙げた。

 敗れたことで、さらなる成長の必要性を実感した。「パスや連係を一つ一つ高め、次は勝ちたい」と雪辱に燃える。