いわきFC選手ら廃炉作業の現場視察 東電廃炉資料館も見学

 
原発事故と廃炉の現状を聞くいわきFCの選手たち

 サッカーのいわきFCは12日、東京電力福島第1原発の廃炉作業の現場を視察した。選手らは廃炉の現状を知り、復興を後押しするプレーを胸に誓った。

 チームを運営するいわきスポーツクラブが設立当初から毎年実施しており、新加入を含めた全選手、スタッフが参加した。

 バスで構内を巡り、震災当時、原発事故当時の現場の状況など説明を受けながら、廃炉に向けた作業について学んだ。原発事故の反省や教訓、廃炉作業の現状を伝える「東京電力廃炉資料館」(富岡町)も見学した。