カーボンオフセットLPガス使用 いわきFCパーク、1月にも

 
契約を交わした大倉社長(左)と小野寺社長

 サッカーJ3のいわきFCを運営するいわきスポーツクラブは11日、同クラブのサポートパートナーである常磐共同ガスと協力し、二酸化炭素(CO2)の排出削減につながる「カーボンオフセットLPガス」を、いわきFCパーク(いわき市)で使用すると発表した。

 カーボンオフセットLPガスは、植林や森林保護、クリーンエネルギー事業などでのCO2排出削減分をクレジットとして事業者などから購入し、ガス使用で排出されるCO2と相殺して埋め合わせる仕組み。

 常磐共同ガスの所属するガスワングループなどを展開するサイサン(さいたま市)によると、カーボンニュートラルを目標として昨年12月から同ガスの販売を始め、7日までに23都道県で約170カ所に供給を始めた。同ガスが使われるのは福島県では初めて。いわきFCパークでは、今月中に同ガスの利用が始まる見通し。

 いわきスポーツクラブの大倉智社長と常磐共同ガスの小野寺智勇社長が11日までに契約を交わした。