「歩いて」観戦!ポイント獲得 いわきFC、市と健康増進企画

 
いわきFCサポーターを対象とした健康事業で使われる「ヘルスケアパスポート」

 いわき市と明治安田生命保険いわき支社、サッカーJ2のいわきFCを運営するいわきスポーツクラブは、いわきFCのホームゲームに来場したサポーターを対象とした健康づくり事業を始める。ホームスタジアムのいわきグリーンフィールドに徒歩で来場するとポイントが交付され、ポイントがたまるとホーム最終戦で開かれる抽選会に参加できる。8日の大分戦からスタートする。

 市が3日に発表した。スポーツを活用した健康増進に加え、歩いて来場してもらうことで駐車場不足問題の解消や地域活性化にもつなげたい考え。

 ホーム戦で明治安田生命保険が開設するブースで記録用の「ヘルスケアパスポート」を発行する。スタジアムへの徒歩来場のほか、血管年齢測定や野菜接種の度合いを測る「ベジチェック」の測定を受けることで1試合最大20ポイントがもらえる。200ポイント以上集めれば、11月4日の抽選会に参加できる。

 賞品は、いわきFC選手のサイン入りグッズや市特産ギフトセットなどを予定。担当者は「試合に訪れながら健康になってほしい」と呼びかけている。