橋桁や床架け替えへ 伊達崎橋・復旧方針、歩道も新設
国土交通省と福島県は16日、本県沖を震源とする2022年3月の地震で被災した県道浪江国見線の伊達崎(だんざき)橋(桑折町)の復旧方針を発表した。損傷部分を補修、補強するとともに、橋桁や床などの橋上部を架け替えて軽量化を図る。県の事業計画を踏まえて歩道を新設することも盛り込んだ。
伊達崎橋を巡っては国交省の直轄診断で、橋下部の橋脚や橋台の一部で鉄筋がむき出しになったり、基礎部分が川の流れでえぐられたりしているのが確認された。国交省は橋桁などが重いコンクリート製のままの場合、今後の増水や大規模地震で橋脚などに負担がかかり、損傷が進む恐れがあると判断した。具体的な工法や工事の時期、歩道の広さなどは今後詰める。
伊達崎橋は延長303.1メートル。国交省が直轄で修繕代行する。県は橋全体を考慮した修繕や歩道の設置を検討するには広い知識と高い技術が必要として、同省に修繕代行を要望していた。
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