磐城農高が入試志願者の調査書紛失 23年度182人分
福島県教委は18日、磐城農高で、2023年度入試志願者182人分の調査書を紛失したと発表した。調査書には志願者の名前や生年月日、中学時の学習の記録などが記載されているが、現時点で外部への情報流出はないとしている。
県教委によると、調査書はファイルにとじられ、ほかの調査書などと事務室内の金庫に保管されていた。書類の管理が徹底されていなかったことが紛失の原因という。盗難された形跡はなく、同校はいわき南署に遺失届を提出した。
調査書は入試の合否判定に使用されるほか、入学後の生徒指導の参考にすることもあるという。教員が10日に金庫から書類を取り出そうとしたところ、23年度の調査書がないことに気付いた。同校は生徒に調査書を紛失したことを伝え、19日には保護者に説明する。在校生以外の該当者にも個別で対応する方針。
県教委は、全県立学校91校に保有する個人情報の管理を徹底するよう通知を出した。
高橋喜智高校教育課長らが18日、県庁で記者会見して陳謝した。
- エフレイ初の国際連携、米国立機関と覚書へ 人材交流や共同研究
- 町村部・川俣町、写真の部・鮫川村が入選、全国広報コンクール
- つつが虫病、県北の1人感染 福島県内、今春初確認
- 燧ケ岳で70代男性不明、桧枝岐 1人で登山、南会津署と消防捜索
- いわき特産「ウニの貝焼き」出荷、香り豊か...濃厚な味わい
- 至極の一杯味比べ 「ふくしまラーメンワールド」開幕、7店集結
- 投資詐欺1800万円被害、福島の60代女性 SNSチャットで勧誘され
- 石川町官製談合、落札率98%台集中 町長、決裁時に価格把握か
- 福島駅東口再開発、ホテル誘致断念 物価高騰、賃料折り合わず
- 飯坂温泉にeスポーツ体験拠点 プロゲーマーのチームが開設