ウクライナ友好誓う桜 猪苗代で植樹祭、駐日大使「必ず平和に」

 
日本とウクライナの友好を願ってシダレザクラの若木を植樹した出席者

 日本、ウクライナ両国の友好親善を誓う「国際親善さくらの記念植樹祭」は22日、猪苗代町のホテルリステル猪苗代で開かれ、関係者がシダレザクラの若木2本を植えて両国の友情を確かめ合った。

 ホテルを運営するリステルグループなどでつくる国際親善さくらの記念植樹祭実行委員会の主催。1998年から国際観光推進のため各国大使を招いて開いており、今年で21回目。

 実行委員長の鈴木長治リステルグループ社主が「世界の平和は何よりも大切なこと。平和への願いを込めて桜を植えよう」とあいさつ。ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使は「日頃からのウクライナへの支援に感謝している。必ず平和への実現を達成したい」と述べた。

 鈴木氏とコルスンスキー大使、二瓶盛一町長らが植樹し、さくらインターナショナルプリンセスでウクライナ大使館3等書記官のインナ・イリナさん、日本さくらの会のさくらプリンセス神戸さくら呼(こ)さんが苗木に水をかけて式典に花を添えた。福島民友新聞社から小野広司取締役郡山総支社長が出席した。