岩城光隆氏「後援会」解散決める 31歳で死亡...福島県議選前に

 

 県議選いわき市選挙区に自民党公認で立候補を予定していた岩城光隆氏(31)=いわき市=が9月29日に亡くなったことを受け、岩城氏の連合後援会は30日、同市の選挙事務所で拡大役員会を開き、後援会と選対本部の解散を決めた。

 党県連は1日にも役員会を開き、公認の対応などを巡って協議する方針で、党いわき総支部長を務める青木稔県議は「党公認5人で連携しながら県政のために頑張れると期待していたのに残念だ」と話した。関係者によると、岩城氏は9月28日に福島市で開かれた自民県連の選対本部の事務所開きに出席、いわき市に戻ってあいさつ回りをした後、同日夜から29日午後5時ごろまで所属するいわき青年会議所(JC)のイベント運営に携わっていたという。JCのメンバーは「いつもと変わらなかったが、疲れた様子だった」と話した。

 10月7日・通夜、8日・告別式

 岩城氏の通夜は7日午後6時、告別式は8日午前11時からいわき市鹿島町のメモリアルホールみよの杜で行われる。喪主は元法相・元参院議員の父光英氏。