新人女性2人当選!3分の1入れ替わる 小野町議選・12人当選

 
村上委員長から当選証書を受ける緑川議員

 26日に投開票された小野町議選(定数12)では現職8人、新人4人の計12人が当選した。議会の3分の1が入れ替わる選挙となった。

 トップ当選は町中心部から立候補した元町商工会女性部副部長の新人。知名度を生かして支持を広げ、今回唯一の800票台を獲得した。前回選挙では女性候補者がいなかったが、今回は新人女性2人が当選した。現職8人は手堅く支持をまとめ、議席を確保した。

 一方、投票率は71.54%で、過去最低を記録した。昨年12月の立候補予定者説明会では定数に届かず、告示直前に選挙戦の構図が固まったこともあり、全町的に盛り上がるには準備不足だった。

 同町は人口1万人を割り、少子高齢化などの課題に直面している。当選議員には、住んで良かったと思えるまちづくりのために活発な議論を展開してほしい。

 12人に当選証書付与

 任期満了に伴い26日に投開票が行われた小野町議選の当選証書付与式は27日、町役場で行われた。新議員12人が町勢進展に向けた決意を新たにした。任期は2月1日から4年。

 村上信一町選管委員長が当選した緑川久子議員ら12人に当選証書を手渡し「町民の負託に応え、活躍できるよう祈念したい」とあいさつした。来賓の大和田昭町長が「議会と協力しながら、住み良い小野町をつくりたい」とあいさつした。

 町議会は2月3日に2月第1回会議を開き、議会構成などを決める。