新人・渡部氏が無所属で出馬表明 只見町長選、選挙戦が濃厚に

 

 12月15日の任期満了に伴う只見町長選で、新人で無職渡部勇夫氏(64)は31日、会津若松市で会見し、無所属で立候補することを表明した。同町長選には、現職の菅家三雄氏(74)=1期=が立候補を表明しており、選挙戦が濃厚となった。

 渡部氏は、福島民友新聞社の取材に対し「JR只見線の全線再開通や国道289号の八十里越開通が控えている。今後4年間が町の将来を左右する。今何をすべきかを考え、将来を見据えた行動をしなければならない」と決意を述べた。

 同町長選を巡っては、ほかに水面下で立候補を模索する動きがある。