元福島県議・渡部氏を衆院比例擁立 国民民主党、近く県連設立

 

 国民民主党は31日、国会内で両院議員総会を開き、次期衆院選比例東北ブロックに新人で元県議の渡部勝博氏(60)を擁立する方針を決めた。国民が次期衆院選で本県関係の候補予定者を決めたのは初めて。近く県連を設立し、渡部氏が会長に就く見通しだ。

 関係者によると、県連の事務所は会津若松市に構える方針。渡部氏が1日に同市で記者会見し、県連設立について正式に発表する。

 渡部氏は南会津町出身。明大政経学部卒。衆院議員秘書を経て1995(平成7)年の県議選で初当選。旧民主党に所属し、2011年まで4期務めた。

 現在の国民民主党は昨年9月、合流新党の立憲民主党に参加しなかった旧国民の議員らが設立した。