「田村市長選」4月4日に告示 現職と新人、一騎討ちの公算大

 

 任期満了に伴う田村市長選は4日、告示される。いずれも無所属で、再選を目指す現職本田仁一氏(58)=1期、新人の元市議白石高司氏(61)が立候補を予定している。4年前の前回と同様、現職と新人の一騎打ちとなる公算が大きい。投開票日は11日。

 市では人口減社会への対応が課題となっており、子育てや福祉、雇用など幅広い分野で市の将来像を示せるかが焦点になる。

 本田氏は雇用確保や地域医療福祉向上などに取り組んだ1期4年の実績を強調し、市政継続を訴える。

 白石氏は公平公正な市政を掲げ、市民の声を生かしたまちづくりの重要性を示しながら支持を求める。

 市長選と同日選で市議補選(欠員1)が行われる。3月1日現在の選挙人名簿登録者数は3万841人(男性1万5200人、女性1万5641人)。