衆院選福島2区に28歳馬場雄基氏浮上 立民県連、出馬要請へ

 

 秋までに行われる衆院選の福島2区を巡り、立憲民主党県連で福島市の団体職員馬場雄基氏(28)が候補者として浮上していることが17日、分かった。関係者によると、県連が18日に開く常任幹事会を経て、19日にも馬場氏に出馬を要請する見通しだ。

 馬場氏は郡山市出身。福島高、慶大法学部卒。銀行員を経て松下政経塾に入った。現在は福島市の交流施設「アオウゼ」の事業統括コーディネーターなどを務めている。

 立民県連は、県内で唯一候補者が決まっていない福島2区で地元からの擁立を目指して人選を進めていた。2区を巡っては、自民で元厚生労働相の現職根本匠氏(70)=8期=と共産の新人平善彦氏(69)が立候補を予定している。立民県連が馬場氏の擁立を正式に決めれば、野党共闘に向けた候補者調整が焦点となる。