現職・三保氏、立候補表明へ 二本松市長選、後援会が出馬要請

 

 11月21日告示、同28日投開票で行われる二本松市長選で、現職の三保恵一氏(72)は5日、後援会から出馬を要請された。立候補について明言しなかったが、要請を受け「引き続き二本松の繁栄、発展と、市民の幸せの実現のために取り組んでいく」と述べたことで出馬の意思は固いとみられ、近く立候補を表明するもようだ。


 出馬の要請は、同市で開かれた連合後援会の役員会で鴫原孫一会長が行い「市民からの信頼が厚く、手早く仕事をこなす三保氏に出馬を要請する」とする要請書を読み上げ、三保氏に手渡した。三保氏は「出馬要請を重く受け止める。多くの市民からも要請されていて、皆さんの期待に沿うことができるよう決断したい」と語った。また「福祉や健康長寿の二本松をつくるために取り組んでいて、引き続き、これらを着実に進めたい」とも述べた。

 市長選を巡っては現時点で、三保氏のほかに表立って出馬を模索する動きはない。