伊達市長選、現職須田氏が立候補表明へ

 

 任期満了に伴い来年1月23日告示、同30日投開票で行われる伊達市長選で、現職の須田博行氏(63)=1期=は25日、後援会から出馬を要請された。立候補について明言しなかったが、要請を受け「前向きに考えて熟慮の上、近日中に記者会見を開いて態度を明らかにしたい」と述べた。出馬の意思は固いとみられ、近く立候補を表明するもようだ。

 要請は、同市で開かれた後援会役員会で霜山幸八会長が行い「後援会は継続した行政の推進を望んでいる」などとする要請書を読み上げ、須田氏に手渡した。須田氏は「身の引き締まる思い。行政の継続性は非常に重要と考えており、皆さんの思いを胸に考えを明確にしたい」と語った。また「働く場の整備、子育て支援、健康づくりを柱に行政を進めており、今後も着実に進めていく必要がある」とも述べた。

 市長選を巡っては、元福島市長の小林香氏(62)が立候補を検討している。ほかにも水面下で立候補を模索する動きがある。