人口減・少子化対策が課題 伊達市長選1月30日投開票

 
届け出順に右から小林香候補と須田博行候補

 任期満了に伴う伊達市長選は30日、投票が行われ、即日開票される。届け出順に、いずれも無所属で、新人の元福島市長小林香候補(62)と、現職の須田博行候補(63)=1期=の両陣営は29日、最後の訴えを繰り広げる。

 市の人口は2006年の新市誕生時と比べて約1万2000人減少し、人口減少・少子高齢化対策が喫緊の課題となっている。市の具体的な将来像を示せるかが焦点。投票は30日午前7時~午後6時(霊山町石田坂ノ上投票所は同5時)に市内25カ所で行われる。開票は午後7時30分から保原体育館で行われ、同9時ごろに結果が判明する見込み。

 小林候補は29日午後7時に伊達市保原町の陣屋通りで最終演説を行い、町内を歩く。須田候補は同7時30分から同市保原町の陣屋通りで打ち上げる。

 22日現在の選挙人名簿登録者数は5万660人(男性2万4675人、女性2万5985人)。