若者の投票率向上へ、試合会場でCM放映 知事選で県選管計画

 

 10月13日告示、同30日投開票で行われる知事選で、県選管は投票率向上に向け、サッカーやバスケットボールなどプロスポーツの試合会場でのCM放映など、新たな取り組みを展開する。13日に福島市で開かれた県明るい選挙推進協議会の会合で啓発計画を示した。

 県選管は若年層やファミリー層向けの啓発として、オリジナルラッピングカーを新たに導入、県内の主要都市で周遊啓発を行うほか、教習所でもCMを放送し、18歳以上にPRする。大学生と連携したワークショップなども予定している。

 会合で宗形明子同協議会長は「投票率向上に向けた取り組みの一層の推進が必要。特に10~30代の投票率が低い」とし、若年層が自ら投票に足を運ぶような工夫の必要性を指摘した。

 任期満了に伴う役員改選では宗形会長を再任した。任期は2024年3月10日まで。