政治や選挙、学生同士で意見交換 福島大にカフェ開設

 
選挙について意見を交わす学生ら

 福島大の学生有志でつくる「福島大vote(投票)プロジェクト」は27日から、同大図書館に政治や選挙について意見を交わす「FUKUDAI選挙カフェ」を開設した。30日投開票の知事選で投票率を高める狙いがある。

 カフェでは「なぜ若者の投票率は低いのか」といったテーマをあらかじめ設定し、学生同士の意見交換を促す。図書館内の特設コーナーには、選挙や政治に関する本も紹介している。

 同プロジェクトのメンバーは、投票率向上に向けて今月行われた県選管のワークショップで「政治について意見を交わせる場」と「図書館の特設コーナー」の設置を提案しており、それを実現させた。

 期日前投票後に立ち寄った経済経営学類1年の学生(19)は「気軽に立ち寄れ、自分の考えも深まる」と話した。時間は午前10時~同11時、午後1時~同2時。