福島県知事選、期日前は最多29万8630人 前回比1万7455人増

 

 知事選の期日前投票(14~29日)の最終的な投票者数は、29万8630人で、2018年の前回知事選より1万7455人増加し、知事選としての過去最多を更新した。

 全有権者数に占める割合は19.12%で、前回から1.54ポイント伸びた。

 市町村別に見ると、投票者が最多となったのは郡山市で、前回比2645人増の4万5237人となり、有権者に占める比率は16.82%。県選管によると、県議補選が行われたことが要因とみられる。

 次いで福島市が746人増の4万760人、いわき市が2518人増の3万7400人。市部では13市中11市が増えた一方、9632人の二本松市、9462人の伊達市は前回より減少した。

 13市を除いた46町村のうち33町村で前回知事選を上回った。その一方、富岡、大熊、双葉など双葉郡の7町村を含む13町村で前回を下回った。

 県全体の期日前投票者数を7月の参院選福島選挙区(36万8197人)と比べると約6万9000人少なく、昨年の衆院選県内小選挙区(39万2048人)との比較では約9万3000人少なかった。

 また、29日までの不在者投票者数は7998人だった。