現職・佐川氏、立候補の意思固める 矢祭町長選、再選を目指す

 

 来年4月29日の任期満了に伴う矢祭町長選で、現職の佐川正一郎氏(70)=1期=は6日までに、再選を目指し立候補する意思を固めた。

 佐川氏は福島民友新聞社の取材に「隣県と連携した交流人口の拡大や子どもへの教育などに力を入れていきたい。町民目線で町の将来を見据えた政策を実行していく」と出馬に意欲を示した。12月町議会で正式に表明する見通し。

 佐川氏は同町出身。富士短大企業経営科卒。町議を1期務め、任期途中の2019年2月に辞職、同年の町長選で初当選した。

 町長選を巡っては、ほかに水面下で立候補を模索する動きがある。