新人・水野氏が出馬正式表明「経済を活性化」 会津若松市長選

 

 任期満了に伴い7月23日告示、同30日投票で行われる会津若松市長選で、新人で元県議の水野さち子氏(60)は26日、無所属で立候補することを正式に表明した。

 水野氏は同市で開かれた後援会の会合で出馬要請を受け「(震災後の)12年で会津は疲弊し、経済が落ち込んでいる。基幹産業の観光を盛り上げ、経済を活性化させたい」と決意を語った。

 水野氏は会津若松市出身。郡山女子大短期大学部卒。2011(平成23)年11月の県議選で初当選した。19年6月に2期目途中で辞職、同7月の参院選福島選挙区に立候補したが、敗れた。

 市長選には、現職の室井照平氏(67)=3期、新人で市議の目黒章三郎氏(70)が立候補を表明している。