新人・国井氏、出馬の意思表明 白河市長選、現職と選挙戦公算

 
国井明子氏

 任期満了に伴い7月2日告示、同9日投票で行われる白河市長選で、新人で元大信村議の国井明子氏(79)は15日、無所属で立候補する意思を表明した。市長選を巡っては現職の鈴木和夫氏(73)=無所属、4期=が立候補を予定しており、2019年の前回と同じ顔触れで選挙戦になる見通しとなった。

 国井氏は福島民友新聞社の取材に「現市政は市民の立場に立っていない」と批判し「教育環境を充実させ、子どもから大人まで心豊かに生活できる白河市を目指したい」と決意を述べた。

 国井氏は兵庫県加古川市出身。大谷大大学院修士課程修了。合併前の旧大信村議を1期務めた。旧大信村長選や白河市議選への出馬経験があり、前回市長選に立候補した。