元兵庫県議が出馬意思...大熊町長選、一転選挙戦か

 

 任期満了に伴い2日告示、12日投開票で行われる大熊町長選で、新人の会社役員小西彦治氏(51)=無所属=が1日、立候補の意思を示した。町長選を巡っては現職の吉田淳氏(67)=無所属、1期=が立候補を表明しており、無投票の公算が大きかった情勢が一転、選挙戦となる可能性が出てきた。

 小西氏は福島民友新聞の取材に対し「大熊には未来の可能性がある。町の再建に向け、若者が活躍できる場について行政が手厚く投資していくまちづくりを目指していきたい」と語った。

 小西氏は兵庫県伊丹市出身、同市在住。神戸大大学院修了。2011年に同市議に初当選して通算2期。兵庫県議を1期務めた。

 立候補の届け出は2日午前8時半~午後5時、町役場で受け付ける。

 1日現在の有権者数は8440人(男性4205人、女性4235人)。