楢葉の干し芋、町内3店舗で通年販売開始

 
楢葉町産の干し芋をPRした販売ブース

 楢葉町の特産品開発センターで町産のサツマイモ「紅はるか」を加工した干し芋の通年販売が15日、町内3店舗で始まり、新しい特産品の味を求めて多くの買い物客でにぎわった。

 干し芋は、同センターの稼働開始から初めて完成した6次化商品で、紅はるかの素材を生かしたねっとりとした食感と甘さが特徴だ。5種類のパッケージをそろえ、価格は1袋120グラム入りで432円(税込み)。道の駅ならは、町サイクリングターミナル、ブイチェーンネモトで取り扱っている。

 初日はブイチェーンネモトで販売のPRブースが設けられた。町農林水産課の担当者によると、当初100袋を用意したものの、午前の開店から3時間ほどで完売。午後から100袋を追加して販売する盛況ぶりを見せた。