女性視点生かしたロゼワイン 県南酒販と逢瀬ワイナリー

 
ワインをPRする菊地さん(右)と水戸さん

 福島県南酒販(郡山市)はふくしま逢瀬ワイナリー(同)との共同企画商品として、女性の視点を生かしたロゼワイン「福がある+(プラス)relight(リライト)~ロゼ2022」を新たに開発した。29日に発売する。

 同社の女性プロジェクト「福があるプラス」の一環。これまで、日本酒ファンを増やすため純米吟醸酒を製造していた。日本酒に加え、地元産ワインのPRなどにつなげようと、新たにワインでのコラボを同ワイナリーに提案した。

 今回は「ご褒美感」を演出できるワインがテーマで、北会津産のスチューベンなど県産のブドウ3種類を100%使用。やや甘めで冷やすとさっぱり感を味わえる商品に仕上げた。「大切な人に贈る」などのイメージから、ラベルにはカスミソウの花束のイラストを採用した。プロジェクトメンバーの菊地香那さん、水戸美穂さんは「自分にご褒美をあげたい時に飲んでほしい」とPRしている。

 価格は350ミリリットル入りで1605円(税別)。約2200本を製造し、うすい百貨店(郡山市)や同ワイナリー内のショップ、県内の量販店などで購入できる。問い合わせは福島県南酒販(電話024・932・3250)へ。