「福、笑い」ジェラートあす発売 牛乳と調和した甘さが特徴

 
「福、笑い」を使ったジェラート

 向山製作所(大玉村)は30日、県のトップブランド米「福、笑い」を使ったジェラートを発売する。28日、織田裕子社長が県庁で内堀雅雄知事に報告した。

 5月に同村で田植え式が行われたのを機に「福、笑い」を広く知ってもらおうと商品開発を始め、3カ月をかけて完成させた。米粒の食感を残した口当たりや、会津中央乳業(会津坂下町)の牛乳と調和したふくよかな甘さが特徴という。

 織田社長は、コメの粒感を残すのに試行錯誤を重ねたことなどを報告。試食した内堀知事は「ふわっと優しい甘さで、ちょうど良い粒感。『福、笑い』のおいしさや上品さを存分に生かしてもらっている」と太鼓判を押した。

 カップ詰めと、色とりどりのあられをのせたジェラートの2種類があり、大玉ベース店とあだたらの里直売所で400円で販売する。売れ行きを見ながら販路拡大を検討していく。