伊達市霊山町のりょうぜん振興公社が運営する「りょうぜん紅彩館」は、本県の三大ブランド鶏「伊達鶏」をふんだんに使ったコース料理「伊達鶏づくし膳」の提供を始めた。同施設で２２日、関係者向けの試食会が開かれ、参加者が料理の味を確かめた。

　同公社が同じく運営する道の駅伊達の郷りょうぜんが、県地域特産品創出事業の補助金を活用、伊達物産の協力を得て、伊達鶏の手羽先を使った新商品「伊達鶏茶漬け」（２人前、税込み６８０円）と「特製スパイシー　伊達鶏手羽先」（２本入り、同５９４円）を開発した。それに合わせ、紅彩館では、伊達鶏の料理に特化した独自の創作和食料理を考案し、宿泊客に提供を始めた。

　メニューは、伊達鶏生ハムサラダや伊達鶏スパイス焼、伊達鶏白湯鍋、伊達鶏手羽のお茶漬けなど盛りだくさんの１０品。１泊２食付き１人料理（２人１室利用時）１万３５００円（税込み）のコースで選べる。

　新商品は両施設で取り扱っている。問い合わせは紅彩館（電話０２４・５８９・２２３３）か、道の駅伊達の郷りょうぜん（電話０２４・５７３・４８８０）へ。