桜の聖母短大食物栄養専攻の学生が、春の訪れを感じられる彩り豊かな２種類の弁当を考案した。２６日から福島市のいちいフォーズマーケットで先行販売が始まる。４月１日からは、いちい全店舗で販売される。

　授業の一環で実施しており、今回は１年生５人が栄養や見た目などを考えながら試行錯誤を進めてきた。

　販売されるのは、タケノコなど旬の食材をふんだんに使用した色合い鮮やかな「おいしさ全開！花まる弁当」（６４６円）と、シラスご飯やサケのチーズ焼きなどでカルシウムをたっぷり摂取できる健康に配慮した「カルシウムを骨コツとろう！弁当」（６４６円）。

　花まる弁当を考案した後藤芽依さん（１９）は「花見などで子どもからお年寄りまで幅広い年代に楽しんでもらいたい」、骨コツとろう！弁当を考案した大橋結依さん（１９）は「カルシウムを自然に摂取できるよう食べやすく仕上げた」とそれぞれＰＲしている。