いわきFC5連続切符 天皇杯県代表決定戦、福島U破り県4連覇

 
【福島-いわき】前半34分、2点目を決めるいわきのFW岩渕=福島市のとうほう・みんなのスタジアム

 サッカーの天皇杯JFA第101回全日本選手権県代表決定戦・第26回県選手権大会は9日、福島市のとうほう・みんなのスタジアムで決勝が行われ、いわきFC(JFL)が福島ユナイテッドFC(J3)に2―0で勝ち、5年連続5度目となる天皇杯本戦への切符を手にした。

 いわきは前半13分、MF日高大から中央でパスを受けたFW岩渕弘人が右足で先制ゴールを決めた。同34分には左サイドでボールを奪うと、日高が中央へパスを送り、岩渕がドリブル突破から左足を振り抜き、2点目を決めた。

 福島は、FWイスマイラやFW雪江悠人らを中心に何度も決定的なチャンスをつくったがゴールを奪えなかった。後半も交代枠を使って攻め続けたが、いわきの守備にはね返された。

 県代表決定戦は昨年、新型コロナウイルスの影響で中止となり、いわきが推薦で本戦に出場していた。2年ぶりの大会を制し、いわきは4連覇となった。

ソニー仙台と5月22日に1回戦

 天皇杯本戦は22日に開幕する。いわきは同日、いわき市のいわきグリーンフィールドで行われる1回戦で宮城県代表のソニー仙台FC(JFL)と対戦する。試合は午後1時開始予定。