いわきスポーツクラブが地域貢献、藤原小児童にオリジナル下敷き

 
下敷きを児童に手渡す選手

 サッカーJ2のいわきFCを運営するいわきスポーツクラブは13日、いわき市の藤原小に選手の顔写真などが入ったクラブオリジナルの下敷きを贈った。贈呈式が同校で行われ、DF嵯峨理久選手とMF山口大輝選手が児童一人一人に下敷きを手渡した。

 地域貢献活動の一環として2016年から毎年配布している。新型コロナウイルスの影響で学校への訪問を中止していたため、選手が学校を訪れて贈呈式を行うのは4年ぶりとなった。

 式には同校の6年生20人が出席した。質問コーナーも設けられ、児童がトレーニング時間や子どもの頃の将来の夢などを選手に聞いていた。将来の夢がプロバスケットボール選手だという小松暖和(はると)さん(11)は「プロになるには練習がもっと必要だということを改めて学んだ。うまくなって夢をかなえたい」と話した。

 今後、ホームタウンの双葉郡といわき市の小学校に通う全児童に、下敷きを贈る予定。