反省点、次戦の糧に【第13節グラフ】 退場者出し敗れる

 

 甲府市のJITリサイクルインクスタジアムで3日行われたサッカーJ2の第13節いわきFC―ヴァンフォーレ甲府戦。前半31分に退場者を出したことで劣勢を強いられ、0―1で敗れた。

 いわきの村主(すぐり)博正監督は「一発退場の判定について(何かを)言うことは、良いこととは思わない。ファウルになってしまったということが事実。選手のポジショニングなどを修正していきたい」と語った。戦いの様子を写真で紹介する。

230505iwakifc401.jpg後半、相手ゴールへ迫るMF宮本英治(6)。豊富な運動量で前線への飛び出しを繰り返し、劣勢のチームをけん引した


230505iwakifc404.jpg2試合連続で先発フル出場を果たしたDF河村匠(尚志高出身)。果敢なドリブルやMF永井颯太との連係で左サイドを駆け上がり、攻撃面で存在感を示した


230505iwakifc402.jpg前半、相手ゴール前でシュートを放つもオフサイド判定となったFW有田稜(左)。退場者を出したことが影響し、前後半を合わせたいわきのシュートは2本のみ。有田もシュートを放てずに途中交代となった


230505iwakifc403.jpg後半、接触プレーで頭を強く打ち救命処置を受ける甲府の選手に対し、一部のいわきサポーターによる不適切な言動があった。発言に対して甲府の選手は激しく抗議。いわきの選手、コーチ陣が間に入り、サポーターに抑制を促した。試合後、いわきFCを運営するいわきスポーツクラブはサポーターの発言について謝罪の意を発表した