列車から部品落下、JR常磐線に遅れ 竜田-富岡間のトンネル内
8日午後5時30分ごろ、JR常磐線竜田―富岡間の金山トンネル内で、線路脇に列車の部品が落ちているのを職員が発見した。JR東日本によると、部品は車体床下の電子機器を雨風などから守る重さ約4.7キロの鉄製のカバーだった。後続の列車による事故やけが人はいなかった。
JR東によると、同日午前5時55分ごろ、いわき駅に停車中だったいわき発原ノ町行き下り普通列車(5両編成)の車両点検を行った際、1号車の床下機器のカバーが外れているのを発見し係員が応急処置として保護シートをかけた。その後、外れたカバーを職員が捜索していた。
同社によると、当該列車が竜田―富岡間を走行した7日夜には部品が外れていた可能性があるという。この影響で、当該列車が45分遅れ、約20人に影響が出た。
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