サイトに描く玉川の魅力 協力隊員 小針さん開設

 
「サイトを通じて玉川村全体を紹介したい」と意気込む小針さん

 玉川村地域おこし協力隊の小針有希菜さん(27)は、村の魅力を発信するサイト「たまかわスケッチブック」を開設した。村内の観光やグルメ、文化、行事などをブログ記事の形式で紹介しており「玉川村の窓口になるようなサイトをつくっていきたい」と意気込む。

 村出身の小針さんは大学卒業後、インターネット上の記事制作やウェブ広告に関する仕事を続けてきた。昨年秋ごろ、村が情報発信の強化に向けて協力隊員を募集していることを知り「得意なことを生かして古里のために貢献したい」と応募した。

 昨年11月に着任すると、村の広報誌の制作と並行してサイトで紹介する店舗やイベントなどの取材を始めた。12月にサイトを開設、今月までに約30件の記事を更新した。検索時にサイトが上位に表示されやすくなる「SEO対策」を講じつつ、簡潔な文章で写真を多く使うなど読みやすい構成を心がける。

 今後は村の魅力発信に加え、行政の手続きや事業を分かりやすく説明する記事も充実させ、村内外の人が気軽に閲覧できるサイトにしたいと構想する。小針さんは「スケッチブックに絵を描くように、記事をどんどん更新して村全体を紹介したい」と力を込めた。

 サイトのURLはhttps://tamakawa-sketchbook.com