不要クラブグッズが軍手に ボンズ、回収ボックスを設置

 

 バスケットボールの福島ファイヤーボンズは持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みとして、使わなくなったクラブ公式グッズを回収し、軍手にリサイクルする「CHANGE THE GOODs ACTION(チェンジ・ザ・グッズ・アクション)」を始める。

 3日のホーム戦から

 取り組みは、本県が全国でも上位のごみ排出量となっていることを知った主将の田渡凌選手が「何か取り組めることはないか」と話したことから始まった。

 同クラブのオフィシャルパートナーであるユニフォームネット(東京都)の協力の下、試合会場や郡山市のモルティ1階の「BONDS BASE(ボンズ・ベイス)」でグッズを回収し、エコログ・リサイクリング・ジャパン(広島県福山市)が回収した素材から生地を作り、軍手にする。軍手は地域のごみ拾い活動の参加者やホーム戦のボランティアスタッフに贈る。

 回収可能なグッズはクラブ公式のユニホームやTシャツ、タオルなどの衣類。回収は3、4の両日に円谷幸吉メモリアルアリーナ(須賀川市)で行われるホーム戦から実施する。田渡選手は3日の回収受け付けに参加する。5日以降はホーム戦会場と「BONDS BASE」に回収ボックスを設置する。

 田渡選手は自信の公式X(旧ツイッター)で「小さな一歩かもしれないが、ご協力をお願いします」と呼びかけている。