真尋ちゃん列車運行 生誕5周年に合わせファンが貸し切り

 
飯坂真尋ちゃんのヘッドマークを付けて運行された貸し切り列車

 温泉地の魅力を国内外に発信する「温泉むすめ」のキャラクター飯坂真尋(まひろ)ちゃんのヘッドマークを前後に付けた臨時貸し切り「真尋ちゃん列車」が9日、福島交通飯坂線(飯坂電車)福島―飯坂温泉駅間で運行された。

 ファンが真尋ちゃんの生誕祭に合わせて貸し切り、24人が乗車した。真尋ちゃん列車の運行は2020年に続く2回目。福島市のハンドルネーム四季しのぶさんが幹事役となり、全国のファンに乗車を呼びかけた。

 車内では飯坂温泉の魅力を紹介するパネル展示が行われ、到着後は交流会も開かれた。四季さんは「1年がかりで準備した。大勢のファンが参加してくれてありがたいし、継続して飯坂温泉を訪れてもらえるとさらにうれしい」と話した。

 飯坂温泉での温泉むすめの取り組みは、真尋ちゃんの等身大パネルが飯坂温泉観光協会に設置されたのが実質的な始まり。設置は2019年2月14日で、5周年を迎える。真尋ちゃんの誕生日も2月14日に設定されており、ファンらはそれぞれ生誕祭に合わせてイベントを企画している。飯坂温泉観光協会では18日まで「おみくじチャレンジ」(300円)が実施されており、大吉3個、吉4個、凶5個、大凶10個の真尋ちゃんチョコがもらえる。