スマホ操作、高齢者向けに分かりやすく 福島でハンドブック配布

 
スマホの使い方などを掲載したハンドブックの一部

 福島市と市シルバー人材センターは、市内の高齢者向けにスマートフォンの使い方などを掲載したハンドブックを作成した。安全・安心な使い方や各種アプリの操作方法などが掲載されている。

 同センターで情報通信技術(ICT)関連業務を担当するICT班がデジタル相談に対応した経験を生かして作成。無料通信アプリLINE(ライン)やQRコードの読み取り方などを紹介する中で、「タップ」を「タッチ」に改めるなどスマホ特有の言葉を分かりやすく言い換えた。操作画面や文字を大きくし、読みやすい冊子に仕上げた。

 ハンドブックはA5判、12ページで1万部発行。今月以降、市内の各老人クラブ会員に贈呈される。市のホームページでも公開している。