親善大使に「ミス・ワールド」日本代表 富岡町が委嘱状

 
山本町長(左)から任命された(左2人目から)根岸さんと凜衣さん

 富岡町は5日、世界三大ミスコンテストの一つとして知られる「ミス・ワールド」日本代表を町親善大使に任命した。町役場で任命式が行われ、山本育男町長がミス・ワールド2023日本代表の根岸茉矢(まや)さんらに委嘱状を手渡した。

 ミス・ワールド日本事務局は、福島の状況や安全性を世界に発信し、復興の加速化や風評払拭につながる活動を続けている。

 さらなる協力の申し出があり、町は毎年選ばれるミス・ワールド日本代表を親善大使にすることを決めた。

 初の親善大使は根岸さんのほか、準ミス・ワールド2023日本代表の凜衣(りりぃ)さん、浅倉美恩さん、林彩佳さんの4人。町のイベントに関する情報発信のほか、町への来訪者や関心を持つ人を増やす取り組みを実施していく。

 任命式には根岸さんと凜衣さんが出席した。根岸さんは「災害の苦難を乗り越えた富岡町の良さを積極的にPRして、親善大使としての重責を果たしたい」、凜衣さんは「富岡町、福島県の魅力発信に努めたい」と語った。