新人・勅使河原氏が出馬正式表明「郡山に恩返し」 郡山市長選

 

 任期満了に伴い来年4月11日告示、同18日投票で行われる郡山市長選で、新人で前県議の勅使河原正之氏(68)が6日、郡山市で会見し、無所属での立候補を正式に表明した。

 勅使河原氏は「これまでの行政経験を生かし、ふるさと郡山に恩返しをしたいという一念だ」と述べた。また「『市民党』として広く市民の声に耳を傾けるため」として、自民党を離党する方針も明らかにした。勅使河原氏は、自民党県連の郡山総支部長を務めている。

 勅使河原氏は郡山市出身。日大工学部卒。市職員を経て1995(平成7)年から市議を3期務めた。2007年に県議に初当選し、4期途中の今年11月30日に辞職した。

 市長選を巡っては他に現職の品川萬里氏(75)=2期=と市議の川前光徳氏(54)=3期=の出馬が見込まれているほか、前市議の会社役員馬場大造氏(61)、IT会社経営の高橋翔氏(32)が立候補を表明している。