若手社員が新聞活用学ぶ 短時間でチェック、社会に関心
阿部紙工(福島市)は15日、同社で人材育成講座を開き、若手社員が、福島民友新聞社の「新聞ふれあい講座まなぶん事務局」の渡辺順事務局長から新聞を使った情報収集や選挙のルールなどについて話を聞いた。
入社3年未満の13人が参加。渡辺事務局長は「社会に貢献できる会社をつくるのは社員一人一人。社会参加に必要な知識を身に付けてほしい」と呼び掛け、新聞の仕組みや上手に読むこつ、一覧性の高さについて紹介。また、インターネットを活用してできる選挙活動の範囲や、投票のルールについてクイズ形式で解説した。
受講した営業本部の服部直弥さん(21)は「こつをつかめば短い時間でも新聞をチェックできると知った。仕事に役立つ話題も見つかりそう」、鈴木諒さん(18)は「これまでは選挙について知らないことが多かった。これからは新聞で情報収集した上で投票したい」とそれぞれ感想を話した。
受講者は、読解力や文章力を身に付けるため、16日から2カ月間、福島民友新聞を講読する。
ビジネスへの活用推進
福島民友新聞社は企業や団体と連携し、社員教育や人材育成に新聞を活用するNIB(Newspaper in Business=ビジネスに新聞を)活動を積極的に推進しています。この中では、本紙記者らが訪れて時事問題をはじめ新聞の読み解き方、社会人としての新聞活用法など解説する「新聞ふれあい講座 まなぶん」を開講。さらに本紙を1カ月以上購読してもらい、知識が一層身に付くようフォローアップ指導も繰り広げます。
申し込みは随時受け付けています。講座は無料。内容、時間は要望に応じます。新聞は購読しやすいよう大量一括購入価格で提供、5部以上で1カ月以上の定期購読が条件です。申し込み、問い合わせは福島民友新聞社販売局「まなぶん事務局」(電話024・523・1462、平日午前10時~午後5時)へ。
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