親子「マイ新聞」完成 郡山で「まなぶん・新聞ふれあい講座」
福島民友新聞社は25日、郡山市の郡山女子大付高で夏休み親子新聞教室を開き、小、中学生が保護者と一緒に本紙の記事や写真、見出しなどを切り抜いて世界に一つだけの「マイ新聞」を作った。
県内から約30人の親子らが参加。教育に新聞を活用するNIEの企画デザイナーとして全国で活躍する鹿野川喜代美さん(東京)が講師を務めた。
参加者たちは、本紙や子ども向けの別冊「ジュニア情報局」の中から、スポーツや生き物、食べ物などに関する記事や写真を切り抜き、紙に貼って作品を制作。鹿野川さんは「誰に読んでもらいたいか、その人に何を伝えたいかを意識して、メッセージを10文字以内で考えてみよう」などと記事、写真の選び方や見出しの付け方について助言した。
母親と弟と一緒に参加した小泉祐太君(安積二小4年)は「目ざせ東京五輪2020年」と題して水泳やソフトボール、バドミントンなどの競技写真や記事を集め、それぞれの選手を応援する気持ちを言葉にして記した。新聞作りを通して「いろいろなスポーツの選手を見つけるのが楽しかった」と話した。郡山女子大付高1年の佐藤樹音(じゅのん)さん、三浦美桜(みお)さん、我妻沙弥(さや)さんも新聞作りに取り組んだ。
開会に先立ち、福島民友新聞社の中川俊哉副社長が「新聞に親しみ、生きていく上で困ったり悩んだりしたときに考える力を付けていってくれればと願う」とあいさつした。
8月10日に福島でも
福島民友新聞社は8月10日午後1時から、福島市の本社で「夏休み親子新聞教室」を開く。参加無料。
申し込み、問い合わせは福島民友新聞社販売局「教育応援プロジェクトまなぶん事務局」(電話024・523・1472)へ。
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