取材や記事の書き方...新聞社の仕事紹介 本社若松支社長が講演

 
講話する丹野支社長

 若松三中(長嶺吉浩校長)は5日、会津若松市の同校で2年生の職業学習を行い、福島民友新聞社若松支社の丹野孝典支社長が講話した。約110人が耳を傾け、新聞社の仕事に理解を深めた。

 丹野支社長は「マスメディアについて」を演題に講話し、新聞、テレビ、インターネットの特性を解説した。「新聞には記録性があるのが特長で、ニュースを掘り下げ、読者に分かりやすい記事を心掛けている」と述べた。また、記事の第1段落に重要な要素を入れ込んでいることを説明した。地域密着の取材の手法についても紹介した。

 2年生は「会津の職業人に学ぶ」をテーマに職業学習に取り組み、前日にはグループに分かれ、地元の警察官や建築士、美容師など10職種の職業人から仕事の内容について話を聞いた。今後、学習の成果として壁新聞を作製し、発表会も開く予定。