新聞見渡し情報収集 県警察学校でまなぶん・新聞ふれあい講座

 
新聞に目を通し情報の活用について理解を深める初任科生

 福島民友新聞社は27日、福島市の県警察学校で「ハローみんゆう教育応援プロジェクトまなぶん」を開き、参加者が新聞を使った情報の活用について理解を深めた。

 初任科短期課程の38人が参加。まなぶん講師の後藤吉宏読者センター事務局長が「新聞で磨く情報活用の基本」と題し、新聞を使った情報の集め方などを説明した。

 後藤事務局長は、情報を集める際に関心のあるものばかりでなく「関心がない話題や自分と異なる意見を無視しないでほしい」と説明。その上で「新聞には一覧性がある。紙面を見渡すことで知らなかったことに気付くことができる」と利点を紹介した。また「好奇心を大切にして新たな知識を得てほしい」と訴えた。

 参加した田島拓実巡査(25)は「警察官としての職務上の文章作成に役立てたい」と話した。