見出しの付け方体験 学法石川高でまなぶん・新聞ふれあい講座

 
新聞から文章表現や見出しの取り方に理解を深める生徒

 福島民友新聞社は28日、石川町の学法石川高で「ハローみんゆう教育応援プロジェクトまなぶん」を開き、1年生28人が新聞の活用法や読むこつを学んだ。

 プロジェクトの羽鳥拓貴講師が記事の内容を簡潔に表現する見出しの役割や重要な部分から先に書く「逆三角形」の構成について説明した。誤字や脱字に注意して書いた内容を何度も読み返すことなど、文章を書く時のポイントを解説した。

 その後、生徒は実際の新聞記事に見出しを付ける手順を体験した。羽鳥講師は「記事から大事な言葉を拾って要約することで良い見出しができる。内容をよく読み、自分なりに考えることが大切だ」と伝えた。

 参加した加藤琥珀さん(15)は「新聞を通じて分かりやすい表現について学ぶことができた。新聞をよく読み、文章を書くための手本にしたい」と話した。