B'z松本孝弘、ギターアンプを監修 2年の開発期間経て「納得のいく素晴らしいアンプができ上がりました」【コメント全文】

(音楽)
 
「THR30II Wireless TAK MATSUMOTO」を監修した松本孝弘

 ヤマハは10日、ギターアンプの新製品としてギタリスト・TAK MATSUMOTO(松本孝弘)が監修したモデル「THR30II Wireless TAK MATSUMOTO」を発表した。8月発売予定。

【写真】開発期間2年!B'z松本孝弘監修の“第3のアンプ”

 2011年に“デスクトップ型ギターアンプ”として誕生した「THRシリーズ」。2019年にフルワイヤレスモデルも追加した後継シリーズ「THR-II」を発表し、大型ステージアンプでも小型練習用アンプでもない“第3のアンプ”として知られている。

 今回発表された「THR30II Wireless TAK MATSUMOTO」は、THR-IIシリーズの「THR30II Wireless」をもとに、松本が新たに監修したサウンドを搭載したモデルとなる。

 本体上部の「OWN MEMORY」には、松本が監修したサウンドを5つプリセットし、アンプモードには松本ならではのサウンドを忠実に再現するモードも装備。アンプモードには、松本が自らネーミングした「PLEASURE」「PAST」「PRESENT」が備えられ、「PRESENT」と「PAST」のそれぞれに割り当てられるアンプタイプ「CLEAN」「CLUNCH」「LEAD」で松本のサウンドを忠実に再現している。

 エフェクトには新たにワウが追加され、コーラス、フランジャー、フェイザーといった本製品だけの特別なエフェクトを搭載しており、“TAK TONE”と称される松本の特徴あるサウンドを楽しむことができる。

 また、無料の専用エディターアプリ「THR Remote」(iOS/Android/Win/MacOS対応)では、松本の特徴あるターサウンドを30種類以上用意。外観は洗練されたブラックとシルバーでまとめられ、上面には松本のレーベル「House Of Strings」のロゴがあしらわれる。さらに、松本が大切している言葉「玲」のエンブレムバッチ(マグネット式/オプション品)も用意される。

■松本孝弘コメント全文
このプロジェクトは 2022年12月からスタートしました。
Yamahaさんと僕のギターテックチームとの共同開発により試行錯誤を繰り返し、僕自身も幾度となく試奏をしてアイデアを出し合って納得のいく素晴らしいアンプができ上がりました。
僕の現在(PRESENT)、過去(PAST)、そしてお勧めのサウンド(PLEASURE)を存分にお楽しみいただけると思います。
THR30II Wireless TAK MATSUMOTO 遂に完成です!

松本孝弘